別府温泉

別府温泉

別府温泉

別府温泉は、人が入浴できる温泉地として湧出量は世界最大といわれています。
熊本地震で被害を受けた宿泊施設の再オープンなど、復興に向けた動きも進んでいて、国指定名勝の「海地獄」をはじめ、7つの源泉から成る「地獄めぐり」や、幻想的な湯けむりのライトアップが眺められる「湯けむり展望台」などの観光スポットがたくさんあります。

 

 

地獄めぐりは、別府温泉のなかでも特色豊かな7つの源泉を巡るコースのことで、真っ青な源泉が魅力的な「海地獄」や、真っ赤に煮えたぎる「血の池地獄」、勢い良く湯が吹き上げる間欠泉の「竜巻地獄」、少し不思議な白い噴気口「白池地獄」、地獄の鬼が頭を出しているような「鬼石坊主地獄」、ワニ地獄とも言われワニを飼育している「鬼山地獄」、90℃の噴気が見られる「かまど地獄」があります。

 

また、別府八湯といわれるように、それぞれの温泉街そのものが名所となり、鉄輪温泉街やひょうたん温泉などは有名です。

 

 

別府温泉では温泉街ならではのグルメも楽しめます。
温泉街でまず目に入るのは、もくもくと湯気の上がる地獄蒸しです。
トウモロコシやサツマイモなどの野菜を蒸気で蒸し上げることでより柔らかく野菜の甘みを感じることができ、別府で人気の名物グルメになっています。
また、地獄蒸しで蒸した肉まんも別府名物で、地元の人たちにも愛されています。

 

そして、温泉街で欠かせないのが温泉卵です。
温泉で茹でるからこそのしっとりかつ豊かな甘みが味わえる温泉卵は、温泉に行ったら、一度は食べておきたい一品です。

 

 

そのほか別府温泉の観光スポットは温泉以外にも、別府市伝統の竹細工や、隣の大分市にある高崎山のサル山、鶴見岳に登る別府ロープウェイなど楽しめること間違いなしです。

 

 

特に、標高500メートル地点にある別府高原駅と標高1,300メートル地点にある鶴見山上駅を結ぶ別府ロープウェイは、西日本で一番大きいロープウェイで、一度に101人もの乗客を乗せることができるそうです。
山頂まで1.8キロメートル、標高差800メートルをゆったりと10分をかけて登り、ロープウェイの終着点の鶴見山上駅からは別府をはじめ、四国や中国地方まで見渡すことができる絶景が広がっています。
また、駅のすぐ横にある公園は桜や紅葉の名所としても知られていて、四季折々の美しい景色を堪能することができます。