日本屈指の温泉地です。
泉質は、肌にやさしい弱アルカリ性で、湯あたりが柔らかいのが特徴です。
東京から新幹線で最短35分の近さで気軽に旅行を楽しめ、夏は海水浴やマリンスポーツを満喫できる人気のエリアです。
温暖な気候のため、1年中花々を楽しむことができ、街をあげてのイベントも数多く開催されています。
アクセスの良さに加えて、見どころが沢山あり、様々な楽しみ方ができるのが熱海です。
熱海のシンボルともいえる熱海城の天守閣からは、熱海市街はもちろん、初島や大島、箱根連山までもぐるりと一望できる380度の大パノラマが広がっています。
お城といっても熱海城は歴史的な建物ではなく、観光を目的として昭和34年に築城されており、1階のバルコニーにはジェット足湯を体験できるコーナーがあったり、5階にある江戸体験コーナーでは江戸時代の衣装に着替えて楽しみながら歴史を学ぶことができます。
また、地下のゲームコーナーやボールプール、卓球も、入城者は無料で利用することができ、家族や友達みんなで楽しむことができます。
熱海の山の手側、JR来宮駅から500メートルほどの場所にある熱海梅園は、明治19年に開園し、樹齢100年以上の梅の古木も含めて、約730本もの木々が配されています。
冬は暖かく、夏は涼しい気候のため、梅は年末ごろから咲き始める日本一早咲きの梅、12月上旬に見頃となる紅葉は日本一遅い紅葉として知られています。
MOA美術館は、名作と充実の施設で1日中楽しめる「海の見える美術館」です。
2017年にリニューアルしたMOA美術館は、尾形光琳の最高傑作とされる「紅白梅図屏風」をはじめとする国宝3点、重要文化財66点を含む約3500点を所蔵している大きな美術館で、豊臣秀吉ゆかりの黄金の茶室や能楽堂も鑑賞できます。
緑豊かな丘陵にそびえる本館は格調高いシンプルなデザインで、相模灘を見渡す高台に建っているため、メインロビーからは初島や伊豆大島などの大パノラマを一望できます。
熱海は温泉はもちろんですが、年間を通じて開催されている大迫力の熱海海上花火大会も見どころのひとつで、また、近くのサンビーチは夏になるとファミリーや海水浴客で賑わいをみせます。
湯本温泉や芦ノ湖温泉などもあり、長旅で疲れた旅行者の身も心も癒してくれること間違いありません。
箱根エリアにある観光スポットをいくつかご紹介します。
箱根の玄関口とも呼ばれている湯本温泉は、天平10年(738)開湯の1200年の歴史をもち、いまも温泉が自然湧出する箱根最古の温泉郷です。
都内からロマンスカーで約85分、名古屋から新幹線と箱根登山線利用で最速約90分とアクセス抜群で、日帰りでも楽しめる距離にあります。
箱根湯本駅周辺はお食事処や土産店が立ち並び、観光客で賑わっています。
新鮮な魚介類や、箱根のおいしい水を使ったそばや総菜パンなど、名物グルメが多数あります。
温泉に関する資料が並ぶ資料館や重要文化財を持つ寺院を訪ねて、箱根の歴史に触れるのもおすすめです。
昭和41年(西暦1966)に湯ノ花沢温泉から湯を引いて生まれたのが芦ノ湖温泉で、以来、芦ノ湖と富士山という2大ランドマークに、避暑地としての魅力が相まって観光客の心を魅きつけています。13軒ある宿のほとんどから芦ノ湖や富士山の景観を眺めることができ、四季折々に異なる味わいがあります。
芦ノ湖は、約40万年前に箱根火山のカルデラの中にできた周囲約20kmの細長い湖ですが、南岸の杉並木街道から眺める「逆さ富士」は、箱根の絶景の一つに数えられています。水温は1年を通じて4℃以上あり、真冬でも凍結することがなく熱帯湖となっています。
箱根神社は、天平宝字元年(757)に万巻上人によって創建され、古くは箱根三所権現といい、山岳信仰の霊場として多くの信仰を集めていました。
鎌倉時代に入ると、源頼朝をはじめ鎌倉幕府要人から敬われ、その名を高めていきました。
現在も木造万巻上人坐像(国重文)をはじめ秀れた社宝が数多く残されています。
名物黒たまごで有名な大涌谷はこのエリアを代表する観光スポットで、周囲の景観は実に荒涼としています。
現在もあちこちから硫化水素を含む噴煙が上がっていて、そのため樹木は立ち枯れ、岩石は粘土化して赤茶けた山肌が見えています。
展望台から見る大涌谷の景色は迫力満点で、荒涼とした山肌と、立ちこめる噴煙が、かつて地獄谷と呼ばれていたことを納得させる独特の景色を演出します。
都心からのアクセスが良く、気軽に行ける旅先として根強い人気を誇る静岡の伊豆半島ですが、なかでも温泉や癒しのテーマパークや大自然を楽しめる伊東はおすすめです。
伊豆半島に位置する伊東は一年を通じて気候が温暖で、四季折々の花が楽しめるスポットがいくつもあります。
海と山に囲まれた地形なので、海鮮グルメやフルーツなど美味しいものもたくさんあります。
また、中心地にある伊東温泉は温泉地としての歴史も古く、伊豆高原などは別荘やペンションが集まるリゾート地として人気です。
昔から湯治場として親しまれてきた伊東温泉ですが、その起源は平安時代にまでさかのぼり、江戸時代には3代将軍徳川家光への献上湯もされるなど湯治場として有名になりました。
そして明治時代以降には、川端康成などの文豪たちにも愛されました。
伊東温泉の泉質は、刺激が少なく肌にやさしい単純泉と、保温効果が血行を促す弱食塩泉が中心で、風情ある旅館やリゾートホテル、またペンションなど、多彩な宿泊施設が軒をつらねています。
伊東に旅行に行くなら、桜などのお花見を楽しみたいと思っていらっしゃる方にはやはり春がベストですが、夏には花火、秋には紅葉、冬には温泉、と伊東はいつ訪れても楽しめるものが揃っています。
一年を通して、その時期ならではの楽しみがあるのが伊東の魅力といえます。
伊東散策に便利なのはやはり車ですが、伊東のおもな見どころは伊東駅周辺の市街地から伊豆高原エリアに集まっているので、電車とバスを上手に組み合わせれば車でなくとも周れます。
バスがメインなら「東海バス全線フリーきっぷ」がお得です。
期間内なら何回でもバスが乗り降りでき、指定の施設で割引も受けられます。
電車がメインなら「ぷらっと伊豆高原割引往復乗車券」がおすすめです。
伊東駅から伊豆高原駅の往復がセットになっており、途中の川奈駅、富戸駅、城ヶ崎海岸駅にて途中下車も可能です。
また伊東駅から海岸まで徒歩で20分程度なので、街中は歩いて散策することもできます。
伊東には、伊豆ぐらんぱる公園や伊豆シャボテン動物公園といった家族向け施設や、伊東八景をはじめとする絶景スポットなど、魅力的な観光スポットがたくさんあります。
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